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第12話 モノリスかく語りき

旅をしている中、ガイアを使い円盤石のありかを突き止めている姿をこっそり見ていたワルモン。ワルモンはこの事をムーに報告しに行く。発見した円盤石を再生しに神殿に向かう。誕生したのは黒い板のようなモンスター、モノリスであった。モノリスは「私はモノリス、伝えるために生まれました。」と自己紹介をする。伝える内容をモノリスから聞く。伝えるものは「過ち」と。モンスターは古代のものと言う。

世界がひとつの大陸であった頃、天は新たな命を創った。しかし新たな命は新たな争いを生み、天はついにその命を封じた・・・遠い昔、パンゲアという1つの大陸しかなかった。その大陸に住む人々の文化は高度に発達していった。遺伝子操作によりモンスターをCD−ROM(円盤石)に封印することも行われていた。そしてその円盤石から再生されたモンスターは人間のペットとして開発された。モンスターはペットだけではなく、人間が便利になるように開発されていった。しかし、そんな優れた文明が発達していたある日、大きな災いが起こった。この災いは傲慢(ごうまん)な人間の振る舞いか、神の怒りか分からなかったがずっと続いた。人々の心はすさみ、憎しみ、争いが絶えなくなってしまった。争いは規模を増し、国同士の戦争へとなっていった。「最終戦争」と呼ばれていた。憎しみが絶えずある国が開発したモンスターにより、その戦争に終止符を打たれようとしていた。それが「ムー」であった。ムーの力は優れ、モンスターを倒すために作られた。戦争はムーの作った国に軍配が上がると思われていたが、ムーが暴走し、破壊のみを喜びとする魔獣になっていたのであった。またムーはモンスターをワルモンにする力を身につけていたのだ。そしてムーに対抗すべく違う国がヒノトリを作ったのであった。また、ファイナルゲートというムーの肉体と魂を分離する装置を作っていたのであった。そのファイナルゲートは他のモンスターや人間にも大きい影響を与える危ない兵器であった。ムーとヒノトリが争い、ファイナルゲートが使用された。ムーの魂と肉体は分離し、ヒノトリの魂と肉体までも分離してしまったのだ。ファイナルゲートにより全てのモンスターは円盤石(ロストではなく誕生する前の初期化された円盤石)に。そして地盤変動により1つの大陸であったパンゲアは滅び大陸が分かれたのであった。

遠い古代の話であった。ムーはおそらく生きていた魂が何者によって復活したのであろう。失われた肉体を取り戻し、完全体になるために生きていると。ヒノトリも魂と肉体を見つけなければならない。モノリスにゲンキ達は聞くがモノリスはいずれ分かると言う。「一緒に旅しよう」と誘うが、モノリスは「伝えるためだけに生まれた」と言い行ってしまう。

一方、ワルモンはムーにガイアの事を報告しに行った。ライガーの弟を奪ったムーの姿は完全体になる前の「仮のムー」である。ガイアについて使用できるのはムーだけだが、もう1人使えるのが「ホリィ」という女の子と言う事を知ると、自らがゲンキ達のところへ行くことを決めムーはゲンキ達のところへ向かうのであった。
提供:LIGHTさん

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